01月07日 『ゲルマニウムの夜』@上野・一角座
さてこの日は
上野へおもむき映画を少々。
見た作品は『ゲルマニウムの夜』という作品で
大森立嗣さんの初監督作品です。
大森立嗣監督は麿赤児さんの息子さんで
俳優大森南朋さんの実兄です。
わざわざ上野の博物館の敷地内に
この作品の為に映画館を作ってしまったぐらい
気合いの入っている映画です。
作品はとある教会の中にある施設が舞台になっていました。
『教会の教護院に舞い戻ってきた主人公・朧。
冒涜の限りを尽して、宗教を試す。
ゲルマニウムラジオの透明なイヤホンから神の囁き。
なぜ、生の中に閉じ込められているのか。 その答えなど無いことが分かっているのに。
ただ別の思いは薄らと漂う。
“生きることは喜びに満ちている”
その喜びには傷つくこと、痛むこと、苦しがり、 そして苦しがらせること、
絶対に逃げ切れない虚しさも含まれている。
でもなぜだか希望を感じてしまう。
それが何で、どこに続くかは誰にも分からないのに。』(公式HPより引用)
ということだったのですが
残念ながら僕にはよくわかりませんでした。
何かをしたいというのは何となく伝わってくるのですが
結局どうしたいのか、よくわかりませんでした。
多分僕の理解能力が足りなかったからだと思います。
どうも温室育ちなもので・・・。
我こそは!
という人はぜひ見に行ってみてください。
さて
正月休みも今日までとなりまして
今日も今日とて映画を見に
行ってきました。
見に行ってきたのは
『さよならみどりちゃん』という映画。
昨年名古屋へ遠征に行った際
シネマテーク名古屋で見ようと思っていたのですが
時間が合わずに見れなかった作品です。
監督はその昔一寸したご縁があった古厩智之さん。
デビュー作からずっと高校生を描いてきた監督さんです。
(別にこだわりを持っていた訳ではないそうですが・・・。)
とにかく
過去の作品では高校生の何とも言い表せられない
行き場のわからない思いを
わからないままの状態で描いていました。
その潔さになんだかすごくはっとした記憶があります。
で
今回の作品は
ちょっと物事に流されやすいOLが主人公。
古厩作品初じゃないでしょうか?
物語は自由奔放な男と
友達以上恋人未満の関係を続けている女性が
男に言われるがままずるずると関係を続けていく
この二人の関係が異様にリアルと言うか
生々しく感じてしまい、
深い意味はないのですが
なんだか身につまされてしまいました。
この日、渋谷のシネラセットと言う劇場の
モーニングで見たのですが
どうもモーニングで見る映画じゃなかったですね。
その後ももう少し映画を見ようかとしていたのですが
なんだか映画ばっか見てるのもどうかと思ってしまったので
テキトーに買い物をして帰宅することにしました。
それにしても
結構人入っていましたね。
一応劇場のサービスデーだったにしても
7〜8割りがた入ってましたね。
まあ40席程度の劇場なんですけどね・・・。
01月03日:
ALWAYS 三丁目の夕日@ワーナーマイカルシネマズ新百合ケ丘
正月恒例映画鑑賞第2弾!
ということで地元のシネコンに映画を見に行ってきました。
見てきたのは『ALWAYS 三丁目の夕日』という作品。
CGを駆使して昭和の時代を再現した映画です。
物語の舞台は昭和33年の春から冬にかけての東京。
ちょうど東京タワー建設中から出来上がるまでの時期です。
建設中の東京タワーが見える街のようで
おそらく三田付近の桜田通りから1本入った裏路地ですかね。
都電や氷の冷蔵庫やテレビが初めて来た日とか
父親や母親から聞いたような風景が繰り広げられてました。
ストーリーはオーヘンリの短編のような人情喜劇。
その時代のことは全く知らないのですが
集団就職や親のいない子どもなど
結構ドラマティックな逸話は日常的だったのでは
と思わせられ(納得させられ)ました。
望んでも思い通りにならない
不自由な時代にある(だからこその)
人々の力強さを見ることが出来ました。
意外と今の時代って日常にドラマが少ないのかも。
恵まれていると言うかなんというか
特に不自由しないというか・・・。
僕だけかもしれませんけど。
もしかしたら
そんな部分は必要ないのかもしれませんが
必死に生きていくっていうのは
僕には欠けている部分だと思うので・・・。
すくなくとも
最近しみじみと夕日を見て
きれいだなぁと思うことは少ないですからね。
それは
あんまりいい傾向じゃないですよね。
そう思いました。
って
よくわからないですね。
とにかく
いろいろ反省させられる映画でした。
正月早々だのに
行って参りました
夕方にフットサルを3時間程。
試合形式の練習を少々。
ちょっと手を抜きつつやってましたし
冬だから可能だったとは思いますが
なんとか
というか意外と
無難に過ごせましたね。
いい運動になりました。
今日は小学生も参加をしていて
彼と同じ組になることが多かったので
彼にいい思い出になるようにと
心がけてプレーしてみました。
ていうか
さすが大人の練習に参加してくるだけあって
普通にうまかったですね。
出来る限りいいイメージというか
いい形でボールが渡るようにとしていたのですが
最後の方は結局ばててしまったので
ひとりで持ち込ませてしまうことが多かったですけど・・・
それはそれで楽しんでいたようですけどね
とにかく
いい思い出になったのかなぁ・・・。
どうだろう?
毎年恒例
今年の正月も映画の日ということで
見に行ってきました。
例年数本見る為に
朝から映画館に行くことにしている訳で
と
31日の夜に何を見ようかなと思っていたら
今年は何故か見たいなぁと思う作品をやっている
映画館が1日が休館日だったり
午後の予定に間に合わなかったりで
どうも・・・・・・。
HPで予告編を見たりして
少ない選択肢の中から選んだ作品が
『天空の草原のナンサ』。
一応モンゴル人の監督が作ったモンゴルを舞台にした作品ですが
くくりはドイツ映画となっていました。
どうやら監督がドイツで映画の勉強中に作った作品のようです。
この監督はビャンバスレン・ダバーという女性で
昨年は『らくだの涙』というドキュメンタリー作品で話題になっていました。
映画は少女が拾ってきた犬を家で飼う飼わないという
他愛のない話なのですが
モンゴルという国(の文化)をうまく表現できた話だったと思いました。
というかモンゴルという国のことは全然知らないんですけどね。
ただ
遊牧をしている人がいるとかがいるという知識ぐらいですね。
あとは朝青龍。
この映画ではモンゴルの遊牧民の生活が描かれてました。
(ほんとかどうかわからないですけど)
羊の乳製品が主食だとか
小学生の少女が街で寮?生活をしつつ学校に通っているとか
輪廻転生が根強く信じられているとか
ダライラマの写真が飾られてるとか
まあ要はチベット仏教の影響を受けてる
遊牧民族ってことなんでしょうけど・・・。
そうした生活の細かい部分が
嫌みなくしっかりと描かれていたと思います。
前作がドキュメンタリーを作っている監督なので
その手法を見事に生かしている劇映画だと思います。
最近こうした映画も多いですが
映画がメディアであるということをあらためて思い知らされました。
ほんといろんな意味で勉強になりました。
もし映画祭でかけるのならば
是非モンゴルの人にゲストに来てもらって
モンゴルについて皆で学びたいですね。
たらたら書いてしまいましたが
普通に主人公の少女の無邪気さを見ているだけで
なんだか微笑ましいのですけどね。
正月早々いい映画がみれました。
興味のある方は
日比野シャンテでやってます。
ぜひ。