ひきつづき
日曜日の話
久々の休日だったので
映画鑑賞に続いて
演劇鑑賞と洒落込んでみました。
観に行ったのは
本谷有希子劇団というところの
『遭難』という作品。
本谷有希子さんは
友人が演出をした『1989』で
ちょっと癖のある芝居をしていて
ちょっと気になっていた人。
小説も読まさせていただきました。
少しはやりの?『不安あおり系』のきらいはありますが
勢いはすごく感じていました。
でやっとのことで劇団の方を初観劇。
お芝居は
別に山で遭難するとか言う話ではなく
ある女性が
日常生活の中で
間違えがないように
きちんと(時に嘘の)予防線を張り
慎重に進んでいたにもかかわらず
徐々にズレが生じてしまい
だんだん迷って行くという話。
そう言う意味の『遭難』だそうです。
会話を主体とした
お芝居らしい作りでした。
内容は少し
“あおり系”のきらいはありましたが
人の虚構というか虚栄を
描いていこうという姿勢は
なんだか
共感してしまいました。
最近なんだか
人が嘘をついてしまうという
メカニズムに興味津々です。